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STORK NEST

​都市型保育園

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PLAY

人生の一つの段階としての子ども時代は、それ自体がきわめて高い価値をもつ時代であり、子どもにとっての自由な時間、独自の文化そして遊びは決定的に重要なものである。


しかし、現代に入り、日本では健全な遊びを確保しにくい要因がいくつかある。

 一つは、両親の就労形態の変化や犯罪の増加等によって子どもの屋外遊びが減少し、室内遊びの時間が増加している。それに伴い、自然の中で心身を鍛える遊びより、室内で玩具を使って遊ぶ時間が増加している。


 第二に、少子化に伴い、親の過保護、早期教育が過熱し、幼児の遊び時間を奪っている一方で、高価な玩具を安易に与えている傾向も見られる。また、テレビから流れるコマーシャルは消費欲望を煽り、アニメのキャラクターを使った巧みな語り口は、玩具の選択力が判断力の未熟な幼い子どもをターゲットに、四六時中購買欲を煽りたてている。


遊びの性質が、室内遊びに転じたことによって、多くの劇的な変化をもたらしている。

ここで注目しなければならないのは、遊びの主体が子どもではなくなっていることである。

 

外遊びでは、子どもは自らの体や五感を使いながら、創意工夫を重ねて想像力や思考力を発達させることができる。


 この保育園は、屋外で遊ぶことに重点を置き、自然が少ない都市の中で、ビルの屋上を有多様な遊びが出来るようにした。

また、遊具は既存のものは一切おかず、日々遊び方を模索できるような物にした。

後片付けもする必要がなく遊びを翌日も継続して行うことが可能となり、より深い遊びに発展できる。

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COORERATE

 It takes a village to raise a child.

一人の子どもを育てるには村中みんなの知恵と力が必要だ。


アフリカの古いことわざです。


現代社会において " 村 " はその時その人によって変わるものですが、子育ても教育も誰か一人の献身で成り立つものではなく、安心でき信頼できるコミュニティ = 村の中で、知恵と力を出し合い、共に助け合うことが重要です。


昔の子育ては、拡大家族が主流で、地域や親せきとの関わりが多く、気軽に子育てについて相談したり教わったりと、人との関わりの中で子どもを育てていました。

今は、仕事やマイホームなどの関係で、地元を離れて親と子どもだけの核家族が主流です。地域には古くからの知り合いは少なく、人との関わりは薄くなっています。


また、都市部では、待機児童が増加しておりその要因として、上記の他に「共働き世帯の増加」「離婚件数の増加」「保育士不足」「保育園不足」があります。

たくさんの問題を解決するためには、地域が一体となって協力して問題解決に取り組むことが必要です。


解決方法の一つとして、企業内保育所がありますが、オフィスと保育園を一体化し、" 村 "を作ることにより、さらに良い子育てが実現できると考えています。

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FEARLESS

赤ちゃんはコウノトリが運んでくる。という言い伝えがある。

そこから、鳥の巣をイメージしたデザインにした。


子鳥は巣を初めて離れる時、飛べるかもわからないのに、大空へ向かって羽ばたける勇気がある。


先のわからない未来に恐れず、希望をもって羽ばたいてほしい。

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計画地

博多駅とキャナルシティの中間にあるビル群を計画地とした。

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